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Profoto A1のレビュー

こんにちは。
久々にストロボライティング界隈がざわついている…と勝手に思っているのですが、Profotoさんから「世界最小のスタジオライト Profoto A1」が発売されました。
発売された…といっても、10月あたりからProfotoさんやヨドバシカメラさんでセミナーをやっていたりして、いつの間にか予約は開始になっていたけれど、11月末の発売予定が1月末になったと連絡がきたばかり。
来年かぁ、なんて思っていたら、突然予約した銀一さんより「入荷しました〜」の電話。
お電話くださったスタッフさんに「え?1月末じゃなかったんですか?」って思わず聞いちゃいました。
「そうだと思ってたんですけど、突然入ってきました」とのこと。うれしいやらびっくりやら。
ということは、発売日って、12月15日になるのでしょうか…なんだかよくわからない発売日です。

ご興味あるみなさんは発売前にレビューをしているカメラ雑誌関連のサイトを読み漁っていると思います。私もそうです。
細かい製品の仕様について「もうそんなのは知ってるよ!」の段階でこの記事を読んでいることと思いますので、
私の超個人的レビューを書きたいと思います。

外観

うちには普段使い用としてGODOX TT685Nもあるのですが、それとの比較です。
ヘッドが丸いので、見た目だけで大きく重い印象を持ったのですが、実際は全然そんなことありませんでした。
というのも、ヘッドの形が丸いせいで厚みがあるように感じたのですが、厚みがあるのは発光部分だけで操作ボタンや液晶側は結構薄い。
さらにA1は液晶側の方が長く、発光部分の方が短いです。
そのため、見た目と違って頭でっかちのバランスにならず、自らを非力な女性と言い切っている私にも安定したバランスで取り扱うことが出来ました。
これは、リモートで手に持ってオフカメラライティングする時なんかにも地味に助かります。
また、ちょっとマットな質感が個人的にカッコイイと思います。

連射性能が良い

私の仕事は自然体な動きをしている子供の撮影が多いため、連射することがあります。
GODOX TT685Nは、HSSで連写をすると早い段階でオーバーヒートしてしまうのですが、
A1をテストしてみたところ連写についてくるだけではなく、光量も安定していました。
これは動き物やペット、子供撮影をする人にはとっても良いと思います。

作例

結局のところ、写りはどうなの?ってなると思いますので、撮影してみました。
ニコンD850 105mm/f1.4 での撮影です。
作例は全てf2で、メインライトは8時方向から撮影しています。
カメラの色温度設定は一定ですが、最近寒いのでちょっと温かみのある作例にしたくて、スタジオの電気を少し暗めの電球色にしています。
まず、比較用としてProfoto B1+ProfotoのアンブレラM+ディフューザー

次にA1。バウンスカードををつけて手持ちしました。

実はこれ以外に直射やドームディフューザーを試してたのですが、被写体が子供だったこともあり硬い光のカッコイイ系ライティングは似合わなかったので、下を向き気味の表情が暗くならないように立ち上げるくらいの光量で撮影しました。
綺麗に光がまわり、手持ちしているA1たった1灯から放たれたとは思えない柔らかくフラットな雰囲気にできました。
ただ、Profotoさんのライトシェーピングツールを普段からいろいろ使っている身としては、メイン光でそのまま使用するのは作品作りとしては物足りないな…という感じです。
ソフトバウンスはまだ入荷していませんでしたので、発売されたら使ってみたいなと思います。
それ以外にも、A1対応のOCFシリーズのようなライトシェーピングツールが出てきたら楽しいですね。
日中の撮影で、影の立ち上げにはとてもキレイな光質で大活躍するなと思います。

実際に私が一番使うであろう用途としては、背後から打ってエッジを引き立たせたりする用途かなと思っています。
そんなイメージで撮影しました。
メインはB1+ソフトライトリフレクターホワイト+グリッド。後ろからA1直打ちです。

今までこれをやろうとすると、B1とB2を持ち歩くことになっていましたが、A1ならコードレスでサイズが小さいので、らくらく被写体の後ろに隠すこともできます。
その上、Profotoさんのストロボによるキレイな光質や発光漏れのない安定感で、ストレス無く良い作品が撮れるようになります。

今後、ロケ撮影で大活躍間違いなしです。
表現の幅が更に広がったことで、お客様に更に素敵な思い出づくりのお手伝いができることを、今からとてもわくわくしています。

Profoto Air Remote TTL-Nの故障

こんにちは。
機材トラブルの話題です。

私はProfotoのストロボを愛用していて、その送信機であるProfoto Air Remote TTL-Nが故障してしまいました。

ある日突然、カメラのアクセサリーシューに差し込もうとしたところ「あれ?入らない…」と焦りまくり。
よく見ると接点の金属の部分が少しだけ削れて(欠けて?)いる!?

記事上部に出ている写真を見てもらえば分かるように、端子の頭は他の正常な端子と同じように元々は丸く、差し込むためにスライドした力で引っ込んでくれるのですが、先が鋭利な状態になってしまって先端部分が出たまま。差し込み時に干渉してしまって、ホットシューに奥まで挿さらない状態です。
爪楊枝みたいなもので押し込んで挿せば入るのですが、毎回それをするのは一苦労です。
こんな小さな金属、もげちゃう時は全部いくよなぁ…ここだけ欠けるって考えにくいよな…と思いつつも、たまたま翌日に銀一さんでProfotoの機材無料点検&清掃をやって頂ける日だったということもあって、これはいい機会と思って点検に持ち込みました。

受付で状態を説明して、引き取り時間になって行ってみると…。
Profoto Air Remote TTL-Nには「使用に支障なければ問題ありません」の貼り紙…。
いや、問題あるし(笑)

銀一さんの受付の方に訊いたところ
「保証期間が1年なので、それを過ぎていたら修理扱いで3割引きにて購入です」
とのこと。
3割引とはいえ結構な金額…使えなくはないので一旦帰ってから悩むことに。

その後Profotoさんにお電話した所、保証期間は2年だということが発覚。保証期間内でした。
銀一さんに再度問い合わせた所「保証期間は2年です、受付が間違えてしまい、すみませんでした」と、回答をいただき無事無償修理扱いでの交換して頂けることになりました。
ほっと一安心。

ただ、起きてしまった原因もわからないので、今後気をつけようがなく…。
何らかの力が加わって欠けたのか、取り付け時に起こる摩耗なのか、そもそも購入当初からちょっとおかしかったのかさえもわかりませんが、とりあえずしばらくは快適に使えるのでよかったです。

今までも、初期不良などでトラブルがあったことがありましたが、Profotoさんの対応はとても早くて助かります。
こういった意味でも、信頼性のあるメーカーのものを使用していてよかったなと思いました。

余談ですが、無料点検の日の午前中、銀一さんにはA1のデモ機が午前中だけあるということで急いで行った所大渋滞に巻き込まれてしまい、
到着したときには5分前にメーカーの方が回収したあとでした…。とほほ。

D850+AF-S NIKKOR 85mm f/1.4G レビュー

こんにちは。
先日のAF-S NIKKOR 58mm f/1.4G レビューに引き続き、今度はNikonD850とAF-S NIKKOR 85mm f/1.4Gの組み合わせでの作例をご紹介したいと思います。
85mmといえば、ポートレートで定番の焦点距離ですね。
モデルさんとの距離感もほどよくなり、使いやすいレンズだと思います。
今回は定番の使い方であるポートレートの作例をご紹介します。

外観


D850につけてみると「専用品かのようにぴったりなサイズ感」という感じです。
大きすぎず小さすぎず、見た目にも安定感があります。

ポートレート


回り込む光を多くして、少し逆光風のライティングで撮影しました。
逆光耐性が高いので、こういった強い光が入り込むような撮影でもコントラストが落ちることなくすっきりとクリアな色味が出ています。
屋外の自然光ポートレートでは逆光撮影が多いかと思いますが、そういったときにもくすまず美しい色味で撮影ができるので安心♪


少し絞ってビューティー系っぽく撮影してみました。
瞳の輝き、肌のツヤ、髪の潤いのある質感も美しく描写されています。
細部の解像感はさすがD850の賜物といったところですが、D850とAF-S NIKKOR 85mm f/1.4Gどちらの能力も高いからこその描写ですね。

まとめ

ニコンさんでも、ポートレートの撮影に最適な中望遠レンズという位置づけをしていて、まさにその通り。
私はAF-S NIKKOR 85mm f/1.4Gの開放付近は程よい柔らかさで、絞るとキレのある描写になってとても気に入っています。
(また、f/1.4系のレンズであれば色味も似てくるので、一度の撮影でレンズ交換した場合でもレンズの違いによる違和感は感じにくいです。この辺はニコンならではといえて、トータルで考えられているような気がします。)
お仕事で宣材写真の撮影をする時はこのレンズを使用することが多いです。

優しい作風からクールな作風まで、この素晴らしい写りを少しでも多くの皆様に体感していただきたいと思います。
ぜひ新しいプロフィールを撮影しにいらしてください。

D850+AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G レビュー

こんにちは。
D850を購入してから仕事にもプライベートにも楽しさが増しています。
D850と一緒にどんなレンズを使おうかな?買おうかな?って思っているかたも多いのではないでしょうか。
今回はD850と三次元ハイファイ設計のAF-S NIKKOR 58mm f/1.4Gの組み合わせ撮影した作例を載せていきますね。

外観

カメラが大きいというかレンズが小さいというか、少しレンズがコンパクトな印象です。
D850本体の方に重心があるため、実際の重さ以上に軽く感じます。
私のような非力(?)な女性でも、気軽に持ち歩けるサイズ感はとってもいいですね。
「一眼レフは重くてなかなか子連れでは持ち歩きにくい」とおっしゃる方も多いのですが、私も子供がいる母として、その気持ちはとってもわかります。
個人的には「カメラが重いのなら他を軽くすればいいじゃない」と、パンがなければケーキを食べれば…的なノリで、他の荷物を減らすことを頑張っています。
その為、メイク道具を忘れてしまい外出先で子供と遊ぶと眉毛が無くなって帰る…なんてこともしばしば。
ただ、AF-S NIKKOR 58mm f/1.4Gは、荷物が多くてもあまり気負わず持っていけるので嬉しいです。

お散歩写真

実はこのレンズ、お仕事でとても使える!と思って発売日に購入して以来、お仕事でもプライベートでもとても使用頻度が高いです。
D850に付けたらどんな感じかな?と、ウキウキしながら子供と散歩に出かけました。

緑の多い公園をお散歩場所に選びました。時間帯は午後1時、夏日でかなりの晴天でした。
開放気味に撮影したいなぁと思っていたのですが、あまりのきつい日差しに「これはSSが1/8000でもキツイかなぁ…NDフィルター持ってくればよかったかな」と思っていたのですが、ISOを64まで下げて撮影していた所、白飛び無く撮影できました。

そして、ちょっと木陰に入りながらの撮影です。

絞り値F2で撮影しました。
このレンズはF1.4〜1.8くらいまでは、ふわっととろけるような描写をします。
F2をこえると、突然ピント面がパキっとしたキレのある描写になるので、撮影意図に合わせてF2〜2.8を使うことも多いです。
手前に大きな木を入れてみましたが、ボケ感はうるさくなく自然で美しく感じます。

ぐぐっと顔に寄ってみました。
D850との組み合わせでは、目の中の潤いまで感じさせるようなしっとりとした画になっていますね。

最後にこの作例では、橋の木の質感がなだらかにボケてき、そこに境目のない自然さがとても美しいです。
ふわふわの髪の毛、デニムの素材感やTシャツの柔らかさ、枯れ葉や枯れ木の乾いた質感と、影の部分にある湿った腐葉土の湿気、
いろいろな質感のものが含まれていますが一つ一つリアルに描写できています。
これもD850との組み合わせだからこそなんでしょうか。。
公園のいろいろな場所を散歩しましたが、緑や紅葉の始まりかけ等で色温度がくるくる変わる散歩道も、D850のオートホワイトバランスの優秀さに驚かされます。
変に偏った色味はなく、濁りのないスッキリとした印象の色味です。

最後に

元々D810で使っていた時の印象も「ふわふわ〜カリッとまで使いこなせば世界が変わる」というものでした。
仕事にも作品にもプライベートにも大活躍の1本だと思います。
お仕事でもたくさん使っていますが、プライベートで言えば私の位置づけは
【最強のお散歩レンズ】という印象です。
eik photoでは、ファミリーフォトの際に多く使用する1本です。
ぜひその写りを体感しにいらしてください。